ムーミン展 THE ART AND THE STORY
ムーミン原画展に行ってきました。
フィンランド・タンペレ市にある「ムーミン美術館」から選りすぐりの作品が500点余り。見応えのある展示会でした。
ムーミンはフィンランドの芸術家、トーベ・ヤンソン原作の架空の世界のお話。
今年は日本とフィンランドの外交関係樹立100周年なんだそうです。
東京会場は終了してまったけれど、６月末の土曜日から大分県立美術館で開催中。
ムーミンといえば子供の頃見たアニメのイメージが強いのですが、もともと小説なんですよね。アニメは日本で制作されたもので「ねえムーミン？ こっち向いて…」で始まる主題歌が印象的だったなあ。
原作者とはいろいろあったらしいけど、幼少期に見た「ムーミン」を思い起こすと懐かしくほのぼのとした気持ちになります。
展示会場自体はそんなに広くないのですが、オープンと同時に並んで出る頃はお昼を過ぎていました。というのも作品がとっても小さくて、特に初期の作品は本の挿絵に使用されたものが多く、1～2センチ角くらいの原画も多数あって、近づいてみないと良く見えないんです。
そんな調子でみんな牛歩のごとく一点一点、一列になって見るので進まない進まない(^_^;)。後半の作品は絵本の原画も多くなって色もカラフルになってサイズも大きくなってきたから進むようになったけど。だから、入る前からあんなに並んでいたのか。
でも近づいて良くみると、まあ、線画の細かいこと。一つ一つ、一本一本丁寧に描かれていてちょっと感動。マッチ棒の先くらいの小さな絵まであって、でもちゃんとどのキャラクターを描いたものかわかる。
初期のものは1945年くらいのものでしたが、あんなに小さな挿絵の原画まで取ってあったんだな。
ムーミン以外のキャラクターはスナフキンとニョロニョロが好きだったな。
原画にはニョロニョロはあまり出てこなかったけどアニメだから出番が多かったのかしら？
会場限定のグッズもいろいろ売っていて、いい大人たちで溢れていました。みんな懐かしくて見に来たのかな(^_^)。
Fantasy on Ice 2019
先日、ファンタジー・オン・アイスの仙台公演に行ってきました。
初めて行ったんだけど、すごく楽しかった。スケートだけじゃなく、歌やヴァイオリンの生演奏やアクロバティックまであって盛りだくさん。
そして何より、出演するスケーターが素晴らしい。
アリーナ・ザギトワ、エフゲニア・メドベージェワ、エリザベータ・トゥクタミシェワ、紀平梨花、宮原知子、荒川静香、安藤美姫。
エフゲニー・プルシェンコ、ハビエル・フェルナンデス、ステファン・ランビエル､ジェフリー・バトル、ジョニー・ウィア、羽生結弦、織田信成。
メダリストのオンパレードでため息が出るくらい超豪華。当初はこれにカロリナ・コストナーも予定されてたんだよね。ケガから早く回復できますように。
そしてゲストアーティストはToshIとBENI。
みんな素晴らしかったけど、印象的だったのはToshIのI LOVE YOUの生歌とランビエルとのコラボ。赤いスイートピーを歌うToshIとジョニー・ウィア。高音がきれいだから全然違和感なくて素敵。最後の羽生結弦とのCRYSTAL MEMORESも最高！ ToshIは場を盛り上げるのもうまくてさすがって感じだった。
ザギトワちゃんも素敵だったけどコラボのヴァイオリンの生演奏がまた素晴らしくて。織田くんとコラボのミッション:インポッシブルも良かったなあ。
それにしてもザギトワちゃん足長い｡また背が伸びたのかしら。
そして荒川さん。すべりが優雅で大人の気品が感じられます。手足の動きがなめらかでしなやか。１０代のエネルギッシュでフレッシュなスケーターとはまた違った魅力があって素敵。
羽生結弦の出演する（と予想される）ショーはチケットの争奪戦らしいので、一番人気のなさそうなＢ席にしたのが良かったのかな、チケットが無事に取れてラッキーでした。しかもＢ席とはいえ、ステージの真横だったので、ToshIの歌う姿もバッチリ見えたし、ヴァイオリンの生演奏も間近で見られてお得な気分。
スケーターの姿は若干遠目でしたが、顔が判別できないほどではないし、演技の表情も見て取れたしＢ席でも十分楽しめました。案外地方の大きすぎない会場は穴場かもしれない。関東方面からも新幹線で日帰りできるし。
出演者も観客もみんな笑顔。競技とはまた違った楽しい空間を共有できて、贅沢なひと時でした。
プロテイン
かかりつけの病院で、血液検査の結果がたんぱく質不足って言われたんですよね。
でも、肉、卵、魚を大量に食すのはどうも苦手でして。そこで医療用のプロテインを処方してもらったわけですが、これがなかなかの不味さなんです(-""-;)。
スポーツ選手が飲むみたいなのって、店にいろいろ売ってるのを見ると飲みやすいように味ついてるんですよね。ストロベリーとかグレープフルーツとか。
医療用のはそのまんまなんです。甘味もついてない。夏場はカフェオレに混ぜてシャカシャカして飲んでたけど、冬にアイスカフェオレ飲む気にならないし、かといってホットにすると匂いが気になって不味さが際立つ。
頑張って半分くらいは飲んだけど余っちゃって。500グラムで￥7000もしたから棄てるのはもったいないし。ってことでクッキーを作ってみた。
きな粉クッキーのレシピで、きな粉をプロテインにしてね。
材料はこんな感じ
・卵１個
・オリーブオイル40CC
・砂糖60g
・はちみつ20CC
・ヨーグルト30CC
・小麦粉100g
・オートミール50g
・プロテイン50g
・レーズンなど好みのフルーツ適宜
生地をちぎってまるめて牛乳をつけたフォークでぎゅっとつぶして焼くだけ。普通、焼き上がってくるといい匂いが部屋に漂うんだけどプロテイン臭がプンプンして美味しくなさそう(-_-;)。
あっこりゃダメかなーと思ったけど、しっかり冷ましてから食べたら全然大丈夫でした。
職場の人にも毒味(笑)してもらったけど、言われないとわからないよって言ってもらえたので。
今回はオレンジピールのつもりでお正月に実家からもらった金柑の甘煮を刻んでいれたのでその香りでごまかせたかな。
もうちょっとプロテイン率を上げても大丈夫かなあ。まだ残ってるし。
今度はチョコレート味に挑戦しよっかな(^^ゞ。そんなことよりたんぱく質たくさん取れるレシピ考えなきゃなあ。
ペンギン
ちょっとね、急にペンギンが見たくなって水族館に行ってきました。
まずはエイがお出迎え。笑ってるみたいでかわいい(^_^)。
白イルカの小さいのがいる、と思ったらスナメリというらしい。
一匹の魚をずっと追いかけて結構なスピードで泳いでいる。遊んでいるのか食べようとしているのか。と思ってみていたら魚をパクリ。半分くらいまで飲み込んで、魚の尻尾もぴくぴくしている。
「やっぱ食べるんだ！」と思った次の瞬間、ぽろりと魚を放し、また何事もなかったかのように泳ぎ始めた。そしてまた、追いかけっこ。衝撃の捕食シーンを目の当たりにして周囲の見物人にもどよめきが起こったけれど、やっぱり遊んでたのね。長く水槽に一緒に生活していると仲間意識が出てくるのかな？
イルカもいたよ。
そしてお目当てのペンギン。ちょうど園内のコースをお散歩中。こうやって出てきてくれるのは冬だけなんだって。
一昔前に某化粧品会社のCMで有名になったよね。サイズは小さめ。ぴょんぴょん跳ねる姿が何とも言えずかわいかった。
キングペンギンは胸のあたりのオレンジが鮮やか。
地上を歩くときはヨタヨタ歩く姿が可愛いけど水中では結構速く泳ぐんだよね。
ジェンツーペンギン(追記）
ペンギン可愛かったなー。年甲斐もなくペンギンのクッションなんか買ってきてしまった(^^ゞ。癒しのひと時でした。
GALLERY FAKE
届きました！ どどーんと大人買い。ギャラリーフェイク全３２巻。
ビッグコミックスピリッツで１９９２年から２００５年まで連載された細野不二彦の漫画です。その後、２０１２年と２０１６年に短期連載がなされ昨年の９月に単行本３４巻が発売されました。アニメ化もされていたんですよね。残念ながら私の住む地域では放送してなかったので見てはいませんが。
２０００年前後にリアルで読んでいた気がする。単行本も２０巻までは家にあったような。でもここ何年も読んでいなかった。
昨年、リ・クリエート作品だけどフェルメール展を観に行って、彼の代表作でもある「真珠の耳飾りの少女」を目にした時、「ギャラリーフェイク」では、たしか耳飾りではなく「ターバンの少女」っていってたよなあと思いだしまして。そして、年末のムンク展。ムンクの話もあったようなといろいろ気になりだしたらまた読みたくなった。
でもいくら探しても家の中に見当たらない、と思ったら家族が処分してしまっていた(>_<)。無いとわかると余計に読みたくなるもの。で、ついついポチっとしてしまったわけで(^_^;)。
３４巻まで出ていたとは知らなかったなー。残り２巻もゲットしなきゃ！
一見胡散臭い主人公が実はメトロポリタン美術館の元キュレーターで、絵画や彫刻、焼き物、骨とう品ととにかく美術芸術一般に造詣が深く確かな審美眼を持つ。ストーリーも面白いけど、こういった人物設定が大好き。
芸術に疎いので、出てくる作家やその背景がどこまでホントでどこがフェイクなのかはわかりませんが、時事問題も絡めたりしているので当時を懐かしみつつ読んでいます。
今、４巻目を読んでるところ。覚えているところもあるけど結構忘れている。大人になって読んだのって印象的な部分しか覚えてないもんだな。後半は初見なので楽しみ。寝不足の日々が続きそうです(^^ゞ。
